1948-07-03 第2回国会 参議院 本会議 第58号
郵便料金、電信電話料金は現行の二倍半とし、これが収入減八十億の補填といたしまして、人件費において一割、物件費の節約において二割、同時に電柱二百六十余万本に対しまして廣告権を設定し、或いは葉書に廣告等、幾多の考慮をいたしまして、尚不足分は一般会計によることにしたいと存じます。政府はこれらの趣旨によりまして訂正提案せられんことを望むものであります。
郵便料金、電信電話料金は現行の二倍半とし、これが収入減八十億の補填といたしまして、人件費において一割、物件費の節約において二割、同時に電柱二百六十余万本に対しまして廣告権を設定し、或いは葉書に廣告等、幾多の考慮をいたしまして、尚不足分は一般会計によることにしたいと存じます。政府はこれらの趣旨によりまして訂正提案せられんことを望むものであります。
こういうようなものにもつと目を開きまして、廣告権等の適切妥当な、しかも外観と、ある品性を保つようなものを考えて、廣告権を設定するとか、あるいは郵便はがき、あるいは封筒というような規格を——もちろん官製はがきでありますから、一定はしておりますが、そういうものにさらに上下とか、あるいは裏面の一端に廣告権を設定するとか、あるいはいろいろな切手等においても相当のことを考えてくふうをするならば、収入は腰だめではありますが
これは先程來土橋さんがおつしやつて見えた郵便の、逓信省の関係においてだけでも、電信とか、電話とかいうものの電柱、それから局舍における廣告権の設置というような点を挙げておつたのでありますが、これは私は誠に惜しい財源だと思うのであります。この電信電話柱、ポスト函、局舍等の造営物に対する合理的且つ有効適切なる廣告の設置ということは決して鮮少なものではない。
郵便函といたしましては、郵便ポストでありますが、これは約七万本程度持つておりますが、かようなものに最も有効適切に、効果の上る財源として廣告権を設定するのであります。從いまして、例えば二百五十二万本の電信柱が全部は使えないでありましよう。
さようなものについても、つとめて廣告権設定等をはかつて——しかも一般民衆が出入するのでありますから、そういう所にもやるとか、あるいはポストなどにもこれをやるとか、いろいろあります。